| | | | Abstract フェーズIでは、視線分析によるインタラクティブな情報提供システムの開発研究を実施した。この研究は要素技術である「視線検出技術」を応用し、人が受動的に情報を眺めているだけで、無意識のうちにインタラクティブに情報をアクセスできる可能性を検証する。これにより、注視していた情報に関係する情報に次々と切り替えることができる。たとえば、駅などにある市内案内地図などの情報表示において、注視している箇所の情報を次々と拡大表示したり、注視している軌跡を捉えることにより、自動的に行き先を判別し、目的地までのルート表示などを紹介するなどの商品開発などにも応用できる。すなわち、新しいインターフェースとしての基礎技術であり、幅広く応用ができると考えられる。 | | | |