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平成10年度事業開始
宮城県 「生体機能再建・生活支援技術 −機能的電気刺激システムを中核とする最先端リハ・福祉システムの構築と新産業の創出−(その1)」
  pp.86-88
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実生活での福祉·リハシステムの開発
TES排尿障害治療技術の開発

浪間 孝重1), 半田 康延2), 中川 晴夫3), 横塚 恵美子4), 今井 正三5), 小出 邦博6), 大葉 和人6)
1) 労働福祉事業団東北労災病院
2) 東北大学未来科学技術共同研究センター
3) 東北大学医学部附属病院
4) 東北文化学園大学
5) 工藤電機株式会社
6) 東北電子産業株式会社
Abstract
高齢化社会の急速な出現により、排尿障害も増加の一途を辿っている。今回、実生活での福祉·リハシステムの開発の一環として、排尿障害専用治療装置の開発を開始した。排尿障害治療のための機能的電気刺激システムとして今回は、仙骨表面治療的電気刺激(sacral surface Therapauetic Electrical Stimulation以下ssTES)を用いることとした。本開発は、ssTESの排尿障害別の最適刺激条件を設定して携帯可能な排尿障害専用の電気刺激装置を設計することと、最適刺激部位を吟味してワンタッチ装着可能な仙骨表面刺激用の電極板の試作することからなる。

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