TOP > 巻一覧 > 目次一覧 > 書誌事項


平成10年度事業開始
宮城県 「生体機能再建・生活支援技術 −機能的電気刺激システムを中核とする最先端リハ・福祉システムの構築と新産業の創出−(その1)」
  pp.77-78
[PDF (16K)] [成果一覧


インテリジェントFESによる生体機能再建システムの開発
インテリジェントFES基盤技術の開発

二見 亮弘1), 大庭 茂男1)
1) 東北大学大学院工学研究科
Abstract
FES⁄TESにおいて表面電極を用いて電気刺激を行う際、皮膚との接触状態や皮膚自体の状態を把握し適切な刺激を行う必要がある。また、皮膚の電気的特性の分布が一様でないため、同一刺激を用いた場合でも電極配置により適切な刺激を提供できない場合があることや電気を流しやすい部分(良導点)があることが知られているが詳細については明らかにされていない。
本研究では皮膚の電気的特性を解析し、適切な刺激の可能な電極配置との関係を調べる必要がある。そこで、皮膚の電気的特性の分布を把握するため、皮膚の複素インピーダンス軌跡を多チャンネルで測定し、温度、湿度などの影響についても解析を行う。また、多チャネル測定に適した電極の開発と電圧や電流依存性の無い範囲で自動的に最適なパラメータを選択する方式を検討する。

[PDF (16K)] [成果一覧

Copyright (c) 2004 独立行政法人 科学技術振興機構