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平成10年度事業開始
山形県 「遺伝子工学と生命活動センシングの複合技術による食材と生物材料の創生」
  pp.133-138
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新しいアルコール飲料の開発
河東田 茂義1), 和田 弥寿子2), 森岡 裕人3), 小関 敏彦3), 松田 義弘3), 飛塚 幸喜3), 石垣 浩佳3), 工藤 晋平3), 安食 雄介3), 村岡 義之3)
1) 山形大学農学部
2) 和田酒造合資会社
3) 山形県工業技術センター
Abstract  新しいアルコール飲料の特徴は、従来の評価基準である味のキレイさや香りの高さではなく、近年の食生活の変化等に対応した味に巾があり、肉料理等に負けない酒質のものである。研究課題としては、清酒の新しい個性を発揮させるべく酸味と苦味に特徴があるアルコール飲料の開発を目標とした。具体的には,清酒の酸味·苦味(コク)など今まで未開発であった部分への研究を進め,最終的にはすべての成果を融合し新しいアルコール飲料の開発を行う。試醸酒は市場調査を行い消費者動向の把握を行う。また,研究の独自性を確保するため,多方面からの特許取得を目指し、開発酵母の特性はジーンライブラリーとして確立する。

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