 | | | 南田 公子1), イヌガスジャーヤ1), 志賀 一希1), 柳谷 智香子1), 田村 亜紀子2), 重松 典宏2), 曾根 輝雄3), 原 博3), 浅野 行蔵3), 横田 篤3), 冨田 房男3) |
| 1) NOASTEC財団
2) ファンケル中央研究所
3) 北海道大学大学院農学研究科 |
| | Abstract 難消化性オリゴ糖DFAIIIをラットとヒトに投与したところ、ラットではBacteroides acidofaciens(100%)2株と未同定株4株が減少し、B. vulgatus(100%)、B. uniformis(100%)、Ruminococcus productus(99%)(またはR. schinkii(100%))の3株が増加した。一方、ヒトでは腸内細菌叢の個人差が大きいことがわかった。また、便秘傾向の人は菌叢の変化が大きかったが、被験者15人中12人に大きな変化がなかった。従って、DFAIIIは、培養困難な細菌を含めた腸内細菌叢のバランスを変えないオリゴ糖といえる。 |
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