| | | | Abstract 図1にTOMBOアーキテクチャの概念図を示す.昆虫等に見られる複眼光学系を利用して光学系の作動距離を短縮させる.ここでは,一つのレンズに対応する光学系をユニットと呼び,そこで得られる画像をユニット画像と称する.それと同時に,複数のユニット画像の情報をデジタル処理により統合して,画像情報の再生を図る.図2に示すように,マイクロレンズアレイと固体撮像素子の一体化によりコンパクトな実装形態が得られる.また,デジタル処理の柔軟性により取得画像の高画質化が可能となる. また,TOMBOの発展形として,複数の固体撮像素子により構成されるTOMBO IIアーキテクチャを検討する.TOMBO IIアーキテクチャは,固体撮像素子における画素のクラスタ化,固体撮像素子のマルチチップ化,マルチチップ基板のフレキシブル化を特徴とする. | | | |