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平成9年度事業開始
福岡県 「新光・電子デバイス技術基盤の確立 −新光・電子デバイスの開発による計測・制御・情報技術の創成−(別添)」
  290-326
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光機能性無機材料の開発
光機能性セラミックス材料の開発
新規蓄光・蛍光材料の開発

森永 健次1), 村田 貴広1), 金 〓南2)
1) 九州大学大学院総合理工学研究院
2) 福岡県産業・科学技術振興財団
Abstract  蓄光体ではこれまでに緑色の残光を示す材料が実用化されている。蓄光体の更なる市場拡大のためには蓄光体によるフルカラー化が必要である。そこで本研究のフェーズIでは、主に新規赤色および青色蓄光材料の開発を行い、ブラックライト照射後、約30min赤色の残光を示す蓄光体を見出した。
近年、照明光の演色性を向上させるために色度が良好な赤色蛍光体の開発が切望されている。本研究のフェーズIIでは、主に従来品よりも色度が良好な赤色の発光を示す蛍光体の開発を行い、従来品よりも赤色蛍光の色度が良好な蛍光体の組成開発に成功した。さらにフェーズIIでは蓄光・蛍光特性に及ぼす粉体サイズ効果についても研究を行った。

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