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第1回公開シンポジウム予稿集「資源環境・エネルギーミニマム型システム技術」  11-20
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永久凍土攪乱による温暖化効果ガス放出の影響とその抑制技術開発
福田 正己1)
1) 北海道大学
本研究グループでは、永久凍土地域が人為的に乱された場合に、温暖化効果ガスがどれだけ放出され、またそれをどのように抑制するかの技術開発を目指している。ここで温暖化効果ガスとしては、森林撹乱によるCO2と天然ガスパイプラインからの漏洩によるCH4をその抑制対象としている。CO2の放出の研究課題では、東シベリアの典型的なタイガ地域を観測地域とし、CH4の漏洩抑制では、アラスカ·フェアバンクス郊外での実規模の野外実験を実施している。ここではCO2の発生と抑制にかかわる課題の成果を報告する。

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