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平成13年度シンポジウム 分子複合系の構築と機能  69-69
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渦鞭毛藻Symbiodinium sp.から得られたポリオール化合物
小野寺 健一1), 大場 裕一1), 中村 英士1), 小鹿 一1)
1) 名大院生命農
単細胞藻類の渦鞭毛藻はパリトキシンやシガトキシンといった分子量が大きく、生理活性の強い化合物を産生することで知られている。我々は以前の研究で、渦鞭毛藻Symbiodinium sp.のY-6株からカルシウムイオンの膜透過性を高めることにより血管収縮作用を示すZooxanthellatoxin(ZT)を得ている。この化合物は大環状ラクトン構造を有するポリオール化合物で、その特異な構造と活性との相関解明に興味がもたれる。

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