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平成13年度シンポジウム 分子複合系の構築と機能  67-67
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シガトキシンおよび関連ポリエーテル系天然物の全合成研究
高倉 宏之, 不破 春彦, 本多 集悟, 佐々木 誠, 橘 和夫
1) 東大院理
2) CREST
3) 東北大院生命科学
ラクトン由来エノールトリホスフェートのPd(0)触媒によるカルボニル化反応を用いる中員環エーテル合成法によりシガトキシンF環部構築法を開発し、これとβ-アルキル鈴木カップリング反応によりエーテル環連結法を組み合わせることによりFGHI JKLM環部1の収束的合成法を達成した(式1)。また、上記エーテル環連結法を駆使して、ポリエーテル化合物ガンビエロールの8環性ポリエーテル骨格2、ギムノシン-AのFGHI JKLMN環部フラグメント3の合成を達成し、本方法論の有効性を実証した(式2,3)。
現在、これらポリエーテル化合物の全合成を達成すべく検討を行っている。

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