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平成13年度シンポジウム 分子複合系の構築と機能  62-62
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アセチルコリンエステラーゼ阻害剤アリスガシンAの全合成研究
石塚 敏明1)3), 半田 政巳1), 長井 賢一郎2), 白畑 辰哉1), 針谷 義弘1), 桑嶋 功2)3), 大村 智2)4)
1) 北里大薬
2) 北里大生命研
3) CREST
4) 北里研
アリスガシンA(1)は、北里研究所においてPenicillium sp.FO-4259株より単離され、α-ピロン環を有するメローテルペノイドに属し特徴的な構造を有する。そしてアリスガシンAは選択的かつ低濃度でのアセチルコリンエステラーゼ阻害活性を有することから、痴呆症改善薬のひとつとして注目されている。しかし、微生物による生産性が極めて低く、量産は困難である。そのため我々は、1の簡便な全合成ルートの確立を目的に研究を行った。

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