| 蛍光·原子間力顕微鏡による巨大二重鎖DNAの階層的コンフォメーション解析: 二次元自己排除鎖のスケーリング
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| 木戸秋 悟1)2)3), 義永 那津人1)2), 吉川 研一1)2) |
| 1) CREST 2) 京大院理 3) 現所属:九大院医 |
| | 100kbps程度以上の二重らせんDNAは、数百Kuhnセグメント(約300bps)を有する巨大な屈曲性高分子である。そのような巨大DNAは、蛍光顕微鏡によってその溶液中での形態を直接観察できるため、屈曲性高分子電解質鎖の溶液物性を系統的に調べる際の良いモデル系として扱える。本研究では、良溶媒中における巨大DNAのランダムコイル状態の微視的形態に見られる階層的特徴を、蛍光·原子間力顕微鏡法により解析した。 | | | |