| | 馬篭 信之1)2), 北畑 裕之1)2), 相原 良一1)2)3), 一野 天利1)2), 吉川 研一1)2) |
| | | 等温系での化学→機械エネルギー直接変換は生物の大きな特徴のひとつであり、このようなケモメカニカル変換系を実空間で実現することは、生命現象を解明のみならず、エネルギー面からみても重要なテーマである。今回我々は、化学的振動現象として知られるベローゾフ=ジャボチンスキー反応(BZ反応)を用い、反応によって生じる界面張力変化を活用することで、等温系で化学反応から「動き」を取り出す系を構築した。これは、系のサイズをミリメートルレベルにし、界面効果を顕在化させることで実現可能となった。 | | | |