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平成13年度シンポジウム 分子複合系の構築と機能  51-51
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重合LB膜上における炭酸カルシウム結晶成長の方位制御
佐藤 公泰1), 熊谷 友里1), 小暮 敏博2), 田中 順三3)
1) 科学技術振興事業団
2) 東京大学大学院理学系研究科
3) 物質·材料研究機構
生体内硬組織で無機結晶が作られる生体鉱化作用と呼ばれるプロセスにおいては、組織がうまく機能するように結晶のサイズ·形状·結晶相·結晶学的方位が制御されている。この構造の制御には、無機物と有機生体膜の界面相互作用が大きな役割を果たしていると考えられている。本研究においては、官能基の空間配置を制御したラングミュア·ブロジェット(LB)膜を用い、官能基との相互作用によって炭酸カルシウムの結晶成長方位を製御することを試みた。

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