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平成13年度シンポジウム 分子複合系の構築と機能  49-49
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新規経皮材料を目指して:アパタイト焼結体粒子固定化シリコーンの生物活性の検討
古薗 勉1), 岸田 晶夫1), 王 宝禮2), 大浦 清2), 田中 順三3)
1) 国立循環器病センター
2) 大阪歯科大学
3) 物質·材料研究機構
近年、ハイドロキシアパタイト(HAp)焼結体の軟組織に対する適合性が報告されHApの経皮材料としての可能性が指摘されている。これまでセラミックスを用いた経皮デバイスの研究が報告されてきたがセラミックスが本来有する堅い·もろいという性質から経皮材料としての十分な機能を発揮できなかった。本研究ではカテーテル素材として用いられているシリコーンのエラストマーとしての物性とセラミックスの軟組織適合性を兼ね備えたHAp焼結体粒子コーティング材料を開発し、経皮材料としての可能性を検討した。

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