JST200217 : 平成１３年度シンポジウム分子複合系の構築と機能 23-25

生体組織を再生する
—再生医学に向けて—

田中順三¹⁾

1) (独)物質·材料研究機構物質研究所

現在、わが国は急速に高齢化が進み、2020年には高齢人口割合が25%をこえると予測されている。すでに運動機能系疾患の患者数は、国内で120万人、世界全体で1000万人を越えると推定されている。本研究プロジェクトでは、分子複合系の視点から運動機能系組織を再生する生体材料について研究を進めており、これまでに得られた成果を報告する。