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内分泌かく乱物質 第1回 領域シンポジウム  67-70
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ダイオキシンの生体毒性発現におけるアリルハイドロカーボン受容体(ダイオキシン受容体)の役割
藤井 義明1)
1) 東北大学大学院·生命科学研究科
ダイオキシンやベンツピレンなどの多環性芳香族化合物が生体に取り込まれると、一連の薬物代謝酵素の誘導、催奇形性、発癌プロモーション、胸腺縮退による免疫不全、体重減少、肝毒性などの多岐にわたる生物現象を引き起こす。これらの生物現象はマウスを用いた遺伝学的解析から細胞内因子アリルハイドロカーボン受容体(AhR)によって仲介されることが示唆されていた。

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