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戦略的基礎研究推進事業 平成7年度採択研究課題 研究終了報告  377-385
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スピン計測—スピンSPMの開発とスピン制御—
武笠 幸一1)
1) 北海道大学大学院工学研究科
基本構想としては、電子についての従来の視点である質量·電荷から脱却して「スピンの視点」で考える新分野、すなわちスピンの関与する量子現象を積極的に用いた新世界を切り拓くことを目的とする。物質表面のスピン状態を原子分解能で測定可能な走査プローブ顕微鏡(スピンSPM)-スピン偏極STM(SP-STM)および交換相互作用力顕微鏡(EFM)の開発を行う。これはナノ構造の磁性の研究ならびに磁気記録等応用面においても強力な計測手段を提供することになる。本研究ではスピン状態の計測·理解からスピン制御を行い、表面物質層の創製を行おうとするものである。

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