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第2回公開シンポジウム予稿集 「脳を創る」  33-33
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海馬のシータリズム依存活動が示唆する回路のダイナミクス場所細胞発火確率分布のEM法による推定から
青田 佳人1), 早福 太郎2), 山口 陽子3), P. Lipa4), B.L. McNaughton4)
1) CREST
2) 電機大·理工
3) 理研
4) アリゾナ大
本研究ではラット海馬場所細胞のシータ波に対する活動について提出されたYamaguchiらの2成分仮説に基づいて場所細胞の実験データの定量的解析を行った。その結果、位相歳差として知られる第一の成分は場所細胞間で共通して現れ、それが海馬内回路を循環することがわかった。第二の成分は第一と位相反転する成分として特定された。そのため神経回路モデルを支持するとともに単なる時系列圧縮以上の機能として第2成分の関与が注目される。

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