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第2回公開シンポジウム予稿集 「脳を創る」  31-31
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メタ学習と神経修飾物質
銅谷 賢治1)
1) ATR
自律的な行動学習の効率と、その結果獲得される行動の特質は、シナプス荷重など学習系の多数のパラメタの変化のしかたを規定するいくつかのメタパラメタの設定に大きく依存する。脳の行動学習においては、報酬予測の時間スケール、探索のランダムさ、学習のスピードが、セロトニン系、ノルアドレナリン系、アセチルコリン系により制御されているという仮説を提案する。さらに、それら物質系と環境、行動との間に必要なダイナミクスと、その検証に向けた実験を検討する。

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