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第2回公開シンポジウム予稿集 「脳を創る」  29-29
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感覚運動を統合した脳型情報処理LSIのアーキテクチャ
岩田 穆1), 汐崎 充1), 片山 光亮1), 森江 隆1), 並木 明夫2), 石川 正俊3)
1) 広島大·先端物質
2) CREST
3) 東大·情報理
感覚運動統合理論に基づくロボット制御に必要な脳型情報処理の実現を目指して、動的可変ネットワークを有するマルチプロセッサのアーキテクチャを研究した。脳型制御に必須な処理と通信の融通性、高速性を達成するために、スペクトラム拡散通信システムの機能設計を行った。そのための鍵となる送受信回路を設計し、0.35μm CMOS技術で1Gb/s以上の通信の見通しを得た。また、感覚動作統合システムを設計·評価するためにアナデジ混載記述言語によってロボットの視覚、運動制御などのシステムモデルを記述し、動作シミュレーションを行い、その有効性を確認した。

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