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第2回公開シンポジウム予稿集 「脳を創る」  29-29
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感覚運動統合理論に基づく「手と脳」の工学的実現
石川 正俊1), 岩田 穆2), 金子 真3), 下条 誠4), 阪口 豊5), 石井 抱6)
1) 東大·情報理
2) 広島大·先端物質
3) 広島大·工
4) 電通大·電気通信
5) 電通大·情報システム
6) 東農大·工
人間の「手と脳」の有する優れた機能を、工学システム上で実現するための実時間感覚運動統合理論を構築する。特に、感覚系と処理系、運動系の持つ動的な特性に注目することで、感覚と運動を実時間で統合するための基礎理論を構築し、学習や適応を含む行動計画·認識アルゴリズムを開発する。また、視触覚処理能力と脳型処理アーキテクチャを有する高速多指ハンドロボットシステムを開発し、構築したアルゴリズムを用いて実時間での動的な把握や操りを実現することで、提案した理論の有効性を実証する。

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