JST200211 : 第２回公開シンポジウム予稿集「脳を創る」 27-27

人間形発話ロボットによる子音発声の実現

西川員史¹⁾, 今井彰浩¹⁾, 小河原隆行¹⁾, 高西淳夫¹⁾, 高信英明²⁾

1) 早大·理工
2) 工学院大·工

発声器官(肺、声帯)および調音器官(舌、唇、歯、鼻腔)を有し、人間の発声動作を模擬した発話ロボットを開発、これを用いて人間と同様の発声を実現することで、発声系のメカニズムを明らかにすることを目的としている。本発表では、人間に近い自然な母音と子音の実現を目指し、昨年の問題点を改良した全15自由度の人間形発話ロボットWT-1R(Waseda Talker-No. 1 Refined)について述べる。