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第2回公開シンポジウム予稿集 「脳を創る」  26-26
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サル帯状皮質運動野における遅延性ニューロン活動
礒村 宜和1), 伊東 由美2), 赤沢 年一2), 南部 篤2), 高田 昌彦2)
1) CREST
2) 東京都神経研
視覚刺激による遅延性go/nogo弁別課題を遂行中のニホンザルで、帯状皮質運動野吻側部および尾側部から単一ニューロン活動を記録した。その結果、吻側部では視覚刺激やnogo試行に特異的に反応する細胞が多数分布しているのに対し、尾側部ではgo試行の遅延期間や運動実行前後に強い反応を示す細胞が大部分であることがわかった。帯状皮質運動野は前頭前野からの感覚情報を運動情報に変換·保持し、一次運動野や脊髄に出力すると思われる。

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