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第2回公開シンポジウム予稿集 「脳を創る」  25-25
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Ca依存型カチオンチャネル
大脳皮質におけるガンマ波同期活動の神経基盤

青柳 富誌生1), 竹川 高志1), 姜 英男2), 金子 武嗣3), 深井 朋樹4)
1) 京大·情報
2) 北海道医療大
3) 京大·医
4) 玉川大·工
Chattering cellのバースト発火は、大脳皮質神経回路を同期したガンマ波活動に引き込むリクルータとして、認知や記憶において重要な役割を果たしているものと思われる。我々は、新しいタイプのカルシウム依存性カチオンチャンネルを取り入れてchattering cellをモデル化した。このモデルではバースト発火モードの切替えを系統的に行うことが可能であるが、ネットワークではこの切替えで同期そのものが制御されることが分かってきた。同一の入力を受けていても、ネットワークの同期性を制御することで多様な反応が可能であることを示唆する、幾つかの興味深い結果を報告する。

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