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第2回公開シンポジウム予稿集 「脳を創る」  13-13
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音声生成におけるスペクトル包絡と基本周波数間の依存性に関する分析
峯松 信明1)
1) 東大·情報理工学
従来の音声処理においては、F0とスペクトル包絡は独立に扱われていた。しかし、舌と喉頭が物理的に接続されていること、F0調節機構の一つとして喉頭の上げ下げがあることなどにより、スペクトル包絡がF0によって変動することが指摘されている。本研究では、F0に起因するスペクトル変動の様子を、有声子音、更には、補間F0を用いることで無声子音をもターゲットとして分析した。なお、スペクトル表現としては工学的応用を鑑み、ケプストラム係数を用い、また、各次元の係数変動の様子のモデル化も検討した。

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