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第2回公開シンポジウム予稿集 「脳を創る」  13-13
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『聴覚脳プロジェクト』の現状と展望
STRAIGHTから聴覚の計算理論へ

河原 英紀1)
1) 和歌山大·システム工学
聴覚の情景分析を問題意識とし、高品質音声分析合成系STRAIGHTを中核となるツールとしてスタートした本プロジェクトは、聴覚情報処理に関する画期的なアルゴリズム群を生み出すとともに、それらに通底する基礎理論の存在を示唆するに至っている。また、ツールとしてのSTRAIGHTも音声言語の研究に欠かせないものとしての地歩を固めている。ここでは、さらに、STRAIGHTが脳における音声言語処理の研究においても興味深いパラダイムを可能にするものであることについて、紹介したい。

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