| LIMホメオドメイン転写因子Xlim-1の負の制御因子XRnf12/XRLIMの単離と機能解析
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| 平谷 伊智朗1)2), 山本 直子1), 大森 慎也1)2), 平良 眞規1)2) |
| 1) 東大·院理·生物科学 2) CREST·JST |
| | 我々はアフリカツメガエル初期胚においてオーガナイザー特異的に発現するLIMホメオドメイン(LIM-HD)蛋白質Xlim-1とLIM-HD蛋白質の抑制因子と考えられているRnf12/RLIMとの機能的相互作用の可能性を調べるため、そのアフリカツメガエルオーソログXRnf12/XRLIMを単離した。発現比較、in vitro結合実験およびmRNA注入実験などから、XRnf12/XRLIMはXlim-1とその活性化因子Ldb1に対して負の制御を行い、背側中胚葉(オーガナイザー)におけるXlim-1の転写因子としての活性の調節に関わっている可能性が示唆された。その抑制のメカニズムに関して現在解析を進めている。 | | | |