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研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端2001”  28-28
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mRNA Subtraction法を用いた新規小脳特異的遺伝子の単離
片岡 宏隆1), 深谷 昌弘2), 渡辺 文寛1), Jomhee Kim1), 森 寿1)3), 渡辺 雅彦2), 三品 昌美1)3)
1) 東大·医院·分子神経生物
2) 北大·院医·生体構造解析
3) CREST·JST
GluR δ2やIP3Rなどの小脳に優位に発現する遺伝子が、小脳のシナプス可塑性や神経回路形成に重要であることが明かとなっている。本研究では、小脳の回路維持に必要な遺伝子を見い出すために、mRNA Subtraction法を用いて成熟小脳に強く発現する遺伝子の同定を行った。この結果、顆粒細胞優位に発現する7つの遺伝子と、2つのプルキンエ細胞特異的な遺伝子を見つけた。

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