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研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端2001”  26-26
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交尾後の鋤鼻系におけるArc蛋白の発現
松岡 淳子1)2), 松岡 勝人1)2), 杉浦 弘子3), 山形 要人3), 横須賀 誠4), 市川 眞澄1)5), 車田 正男2)
1) CREST·JST
2) 新潟大院·神経生物解剖
3) 都神経研·神経薬理
4) 聖マリ医大·解剖
5) 都神経研·発生形態
刺激依存的な神経マーカーである最初期発現遺伝子Arcは主に海馬、大脳皮質などで発現している。フェロモン刺激の有無によるArc蛋白の分布を検討するために、副嗅球および鋤鼻系情報伝達経路の高次の脳内各部位において免疫組織化学染色を行った。その結果、交尾群の副嗅球顆粒細胞、扁桃体内側核、分界条床核、視策前野においてArc蛋白発現細胞が観察された。

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