TOP > 巻一覧 > 目次一覧 > 書誌事項


研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端2001”  26-26
[Image PDF (63K)


ブルース効果に関連のあるフェロモン記憶の長期カスケード
松岡 勝人1)2), 椛 秀人3), 守屋 敬子2)4), 市川 眞澄2)4), 車田 正男1)
1) 新潟大院·神経生物解剖
2) CREST·JST
3) 高知医大·第一生理
4) 都神経研·発生形態
フェロモン記憶を記録しているシナプス可塑性は交尾後24時間では副嗅球相反シナプス·興奮性シナプスに、交尾後20日では同抑制性シナプスに観察された。また交尾後50日では両シナプスにおいて形態変化は確認されなかった。この結果は異なる二つのシナプスにわたる形態変化のカスケードが長期記憶を可能にしていることを強く示唆している。

[Image PDF (63K)

Copyright (c) 2002 科学技術振興事業団