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研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端2001”  24-24
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ムスカリン受容体M2,M4サブタイプの細胞内移行
吉田 典弘1), 芳賀 達也2)3)
1) 東大·医·神経生化
2) 学習院·理·生命研
3) CREST·JST
HEK293-tsA201細胞に発現させたM2,M4受容体は、アゴニスト依存的に細胞内移行する。M4受容体の細胞内移行は、GTPase活性を欠損させたdominant negative dynamin共発現で抑制されるが、M2受容体の細胞内移行は抑制されない。dynamin依存性を決定する領域を同定するため、M2,M4のキメラ受容体を作製して検討した。その結果、細胞内移行のdynamine依存性がムスカリン受容体の細胞内第3ループによって決定されることが明らかになった。

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