TOP > 巻一覧 > 目次一覧 > 書誌事項


研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端2001”  23-23
[Image PDF (66K)


ムスカリン受容体·Gi1α融合タンパク質の発現·精製
古川 浩康1), 岡田 知明1), 芳賀 達也1)2)
1) CREST·JST
2) 学習院·理·生命研
Sf9/baculovirus系で発現したムスカリン受容体·Gi1α融合タンパク(M2-Gi1α)は、膜の状態でM2受容体とGIとの相互作用活性を保持している。M2-Gi1αの発現量をGタンパク質bgサブユニットと共発現する事により約2倍向上させ(8nmol/liter culture)、digitonin/sodium cholateで可溶化し、Ligand affinity column/hydroxylapatiteで精製した。精製したM2-Gi1αは、グアニンヌクレオチド感受性高親和性アゴニスト結合、アゴニスト依存性Gタンパク質活性化能を保持していた。

[Image PDF (66K)

Copyright (c) 2002 科学技術振興事業団