| ムスカリン受容体·Gi1α融合タンパク質の発現·精製
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| 古川 浩康1), 岡田 知明1), 芳賀 達也1)2) |
| | | Sf9/baculovirus系で発現したムスカリン受容体·Gi1α融合タンパク(M2-Gi1α)は、膜の状態でM2受容体とGIとの相互作用活性を保持している。M2-Gi1αの発現量をGタンパク質bgサブユニットと共発現する事により約2倍向上させ(8nmol/liter culture)、digitonin/sodium cholateで可溶化し、Ligand affinity column/hydroxylapatiteで精製した。精製したM2-Gi1αは、グアニンヌクレオチド感受性高親和性アゴニスト結合、アゴニスト依存性Gタンパク質活性化能を保持していた。 | | | |