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研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端2001”  23-23
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ヒトゲノム情報から予想される新規Gタンパク質受容体に対するリガンド検索系の構築
武田 茂樹1), 岡田 知明2), 能瀬 栄美2), 小暮 克哉2), 松村 衣美子2), 芳賀 達也1)2)
1) 学習院·理·生命研
2) CREST·JST
Gタンパク質受容体は大きなスーパーファミリーを成す膜タンパク質であり、それに対するリガンド検索は生体内情報伝達系の解析や創薬の観点からポストゲノム時代の重要な課題である。我々はヒトゲノム情報から予想した50個の新規Gタンパク質受容体遺伝子のほとんどをクローニングし、RT-PCRによる発現部位の解析を行った。さらにこれらの新規受容体の遺伝子をGi1,Gs,G16のαサブユニットと融合させた遺伝子を作成した。この融合遺伝子は昆虫細胞や動物細胞で発現させることにより受容体-Gα融合タンパク質を用いたリガンドの検索系に利用するもので、ハイスループットな検索系を整備している。

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