| | 竹井 豊1), 濱田 俊2), 先崎 浩次3), 武藤 哲司2)4), 杉野 秀彦2), 八木 健1)2)3) |
| 1) 生理研 2) 阪大·細胞生体工学センター 3) CREST·JST 4) 総合研究大学院大学 |
| | 二つの新規マウスCadherin-related neuronal receptor(CNR)遺伝子、CNRc1及びCNRc2を同定した。新規クローンの塩基配列を既知のCNR1-8と比較した結果、C末端側152アミノ酸をコードする配列は保存されていた。しかし、細胞外領域ではカドヘリンリピートが保存されていた以外、異なる配列を有していた。CNRc1及びCNRc2のEC1領域はRGD配列を含んでおらず、Reelinを免疫沈降しないことが明らかとなった。新規CNRは細胞内領域が保存されているのにもかかわらず細胞外領域の機能の面では既知のCNRと異なる可能性が示唆された。 | | | |