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研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端2001”  19-19
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大脳皮質層構造形成におけるCNRカドヘリン分子の機能と系統進化
先崎 浩次1)3), 八木 健1)2)3)
1) 岡崎·生理研·高次神経機構研究部門
2) 阪学細胞生体工学センター·遺伝情報システム研究部門
3) CREST·JST
マウス大脳皮質層構造形成機構においてCNRカドヘリン分子群がReelin受容体として機能していることを明らかにした。系統進化の過程において大脳皮質層構造の多層化が認められるが、この多層化と陸棲動物系統進化の過程におけるReelin受容体としてのCNRカドヘリン分子群の数の増加との関連性は大変興味深い。系統進化の過程でのCNRの数の増加と大脳皮質の多層化との関連性をCNR分子群およびReelin分子について、これまでに明らかになった結果より考察する。

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