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研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端2001”  18-18
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線虫C.elegansプレキシンの解析
藤井 崇1), 藤澤 肇1)2), 高木 新1)
1) 名大院·理·生命理学
2) CREST·JST
プレキシンは動物界で幅広く保存された膜貫通型タンパク質であり、神経反発因子セマフォリンの受容体であることが最近明らかになった。線虫C.elegansのプレキシン遺伝子の一つであるplx-1をノックアウトした結果、SeamCellの形態異常や雄の尾の感覚器の位置異常が観察され、上皮細胞による形態形成運動の制御にplx-1が重要であることが示された。また、線虫の2種のプレキシン遺伝子と3種のセマフォリン遺伝子との関係についても解析を行った。

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