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研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端2001”  13-13
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線虫C.elegansの神経軸索誘導におけるunc-51、unc-14、unc-33遺伝子の役割
小倉 顕一1)2), 五嶋 良郎1)2)
1) 横浜市立大学医学部薬理学講座
2) CREST·JST
C.elegansのunc-51,unc-14およびunc-33遺伝子は、神経軸索の伸長、束形成および誘導に必要な遺伝子である。UNC-51は新規セリン/スレオニンキナーゼであり、新規分子であるUNC-14と直接相互作用しうる。一方、我々は、軸索忌避物質であるセマフォリンの反応を仲介する分子として、CRMP-62を分離するとともに、それがC.elegansのUNC-33と相同性を有することを見い出した。これらの分子の機能を解析するため、おのおのの分子と相互作用する分子を新たに同定し、解析を行なった。

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