JST200203 : 第2回領域シンポジウム予稿集環境低負荷型の社会システム Social Systems for Better Environment Performance 31-36

第2回領域シンポジウム予稿集環境低負荷型の社会システム Social Systems for Better Environment Performance 31-36

高温空気燃焼技術を用いた廃棄物·石炭高効率発電

吉川邦夫¹⁾

1) 東京工業大学大学院総合理工学研究科

本研究プロジェクトは、どのような低質な燃料に対しても、ほぼ同様な機器構成で対応でき、燃焼に伴う環境負荷を最低限に抑えながら高効率の発電が行える、安価かつコンパクト、しかも信頼性の高い画期的な発電システムの開発を目的とするものである。開発の目標となるシステムが、燃料の持つ熱エネルギーを多段階で抽出し、利用することを特徴とするものであることから、以下本プロジェクトをMEET(Multi-staged Enthalpy Extraction Technology)プロジェクトと呼ぶ。