| 「脳を創る」平成9年度採択研究代表者 「脳型情報処理システムのための視覚情報処理プロセッサの開発」
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| | | Abstract: 我々の脳型情報処理プロセッサは3次元集積化技術を用いて多層に積層したLSIによって構成される。このような層状構造は生体の脳と酷似しており、膨大な配線数が要求される脳型情報処理プロセッサを構築するために非常に有効であると考えられる。今年度は2層からなる3次元集積化回路(以下3次元LSIと呼ぶ。)の特性を評価し、その良好な動作を確認した。さらに3層の3次元LSIを試作し、そのプロセス上の課題を検討した。またこの技術を使った人工網膜チップの設計、試作を進めると伴にこのチップを用いて視覚情報処理を行った場合のシミュレーションを行った。 | | | |