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平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 609
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「高度メディア社会の生活情報技術」平成11年度採択研究代表者
「The Processing of Expressive Speech」(表現豊かな発話音声のコンピュータ処理システム)

Nick Campbell1)
1) (株)国際電気通信基礎技術研究所 主幹研究員
Abstract:  話し手の発話には、言語情報の他に感情、意図、態度などが含まれており、それらは文字上の意味を越えた心理的な意味合いを伝達します。これらの情報処理を自動化するため、コンピュータによる統計モデルを研究します。具体的には、コンピュータによって、発話音声の波形から音素情報、韻律情報、声質の3要素を基軸として、話し手の感情情報や発話意図などに対応する音声特徴の自動抽出を行います。さらに、それらを既知の言語構造や個別の発話行動特徴へマッピングすることにより、表現豊かな合成音声を生成し、人にやさしい音声技術を可能とします。

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