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平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 466
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「極限環境状態における現象」平成7年度採択研究代表者
「極限環境を用いた超伝導体の臨界状態の解明」

門脇 和男1)
1) 筑波大学物質工学系 教授
Abstract:  本研究は、様々な極限的実験環境下において高温超伝導体を中心とした超伝導体の電子状態や磁束状態を解明し、超伝導の基本概念の構築に貢献し、超伝導工学のシ-ズを育てることによって超伝導の新しい理工学の基礎の確立を目指す。具体的には、(1)高温超伝導体の大型高品質単結晶の育成、および新物質開発、(2)GHz-THz帯における超伝導エレクトロニクスの基礎研究、および(3)高温超伝導体の磁束状態の解明、(4)渦糸のダイナミクスと内部電子状態の研究、(5)ジョセフソンプラズマ共鳴を用いた渦糸構造の研究、(6)渦糸構造と相転移の研究、(7)直接観察による渦糸の微視的構造の解明を中心課題とする。

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