TOP > 巻一覧 > 目次一覧 > 書誌事項


平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 371
[PDF (342K)] [引用文献


「単一分子·原子レベルの反応制御」平成7年度採択研究代表者
「オキシジェニクス(高分子錯体)」

土田 英俊1)
1) 早稲田大学理工学部 教授
Abstract:  高分子錯体が構築する極微小特異空間を利用した電子過程制御に関する基礎研究で、一段階多電子移動生起を利用する「錯体部の配位活性制御と革新的化学反応の構築」を研究課題とする。標題の由来は酸素(O2)が関与する多電子過程の利用展開を出発点としていることに由る。前年度成果を承けた研究推進として、1)多電子過程を実現できる多核錯体系の展開、それに相応する分子変換系の推進、また、2)分子集合体の構築する極微小空間場の構成における電子移動観測の確立、更に、3)光駆動電子移動を利用する新しい反応系の実現についての成果のまとめを報告する。

[PDF (342K)] [引用文献

Copyright(c)2000 科学技術振興事業団