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平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 37
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「生命活動のプログラム」平成7年度採択研究代表者
「左右軸の位置情報の伝達·確立の分子機構」

濱田 博司1)
1) 大阪大学細胞生体工学センター 教授
Abstract:  本研究の目標は、マウス·ニワトリ·カエルなどの種々の脊椎動物を用い、左右の位置情報の確立·伝達機構を解明する事であった。これまでに、左右非対称に発現するシグナル分子(lefty-1,lefty-2)を同定し、左右決定における役割を解明した。これらの遺伝子が非対称に発現される機構を解明するとともに、Lefty蛋白質の作用機構の一端を明らかにした。一方、左右の初期決定に関与するinv遺伝子を同定した。これらより、左右軸形成の初期から最終的な形態形成に至る全貌が近い将来解明できる。

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