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平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 276
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「量子効果等の物理現象」平成7年度採択研究代表者
「量子場操作」

清水 明1)
1) 東京大学大学院総合文化研究科 助教授
Abstract:  我々は、極微細構造を持つ系において、電子と光子の両方がその量子性を顕著に示すような現象を探索し、かつ、そのような現象が起こる極微細構造を明確な意図を持って設計し、人工的に創生することを目標にしている。例えば、電磁場と相互作用する微細構造中での物質励起が、複数の電子(または励起子や原子)にわたって量子コヒーレンスや相互作用が存在する状況を人工的に作り出して、その特性を調べ、そのような電子系と相互作用している電磁場の量子効果を調べようとしている。また、このような量子系を理論的に取り扱う手法を研究し、実験結果の解析と、新しい現象の理論的探索を行っている。

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