| 「量子効果等の物理現象」平成7年度採択研究代表者 「超構造分子の創製と有機量子デバイスへの応用」
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| | 1) 千歳科学技術大学光科学部 教授 2) 理化学研究所 客員主幹研究員 |
| Abstract: トポロジカルに構造制御された分子である“超構造分子”(Hyper StructuredMolecules:HSM、例えば、デンドリマー等)を設計·合成し、それらに電荷分布の非対称性、反応の異方性等を付与する。一方、トポロジカルに設計されたπ電子は、結合切断、電子授受をトリガーとして分子内でスピン整列し、高スピン状態を実現する。このような高スピン分子を“量子スピン素子(Quantum Spin Device)”と位置づけ、分子内に組み込まれた配列制御部位の示す磁気集積能により、超構造体を形成する。これらの超構造分子を用いて量子効果を示す有機デバイスを創製することを目的とし、超構造分子グループ(理研)と量子スピン素子グループ(東大·菅原ら)の二者で協力的に研究を進めている。 | | | |