| 「生体防御のメカニズム」平成7年度採択研究代表者 「昆虫の生体防御分子機構とその応用」
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| | | Abstract: 平成11年度は、5-S-GADや種々の抗菌ペプチドの作用機構に関する研究、及び昆虫の非自己認識機構に関する研究を実施した。その結果、5-S-GADの抗癌活性に必要な構造を明らかにし、その抗癌作用には活性酸素が関わることを示唆できた。また、5-S-GADは破骨細胞分化を阻害することを見出した。好中球上の抗菌ペプチドリセプター(カルレティキュリン)に結合する生体内リガンドの候補を見出した。抗菌ペプチドの中に、細胞膜のステロールを識別する可能性のある分子が見出され、また幅広く抗微生物活性を示すアミノ酸9個のペプチドをデザインした。センチニクバエの生体防御に働くと考えられる新規の体液細胞レクチンを同定した。 | | | |