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平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 174
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「生体防御のメカニズム」平成7年度採択研究代表者
「普遍的な生体防御機構としてのストレス応答」

永田 和宏1)
1) 京都大学再生医科学研究所 教授
Abstract:  ストレス応答による生体防御機構を解明するため、ふたつの大きな柱を立てている。第一は、転写制御因子によるストレス応答機構の解明であり、第二の柱は、ストレス蛋白質による生体防御の機構の解明である。第一の柱は、主として京大グループによってHSFファミリーの機能を中心に研究がなされ、奈良先端大グループも小胞体ストレスのシグナル機構に関する研究を進めている。第二の柱は、京大グループがHSP47を中心に、東京都臨床研グループがHSP90を中心に、奈良先端大グループがBiPおよびHSP70を中心に酵母で研究を行なっている。

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