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平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 143
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「生体防御のメカニズム」平成7年度採択研究代表者
「遺伝子改変に基づく生体防御システムの解明」

審良 静男1)
1) 大阪大学微生物病研究所 教授
Abstract:  遺伝子欠損マウスを作製することにより、炎症や免疫反応にかかわる分子の生体における役割を研究している。本年度はToll-like receptor(TLR)ファミリー欠損マウスの作製とその解析をおこない、TLR2、TLR4がそれぞれ微生物細胞膜成分の異なる分子を認識する受容体であることをあきらかにした。さらに新規のTLRファミリーを同定し、10以上のTLRファミリーメンバーの存在をあきらかにした。今後これらのメンバーの遺伝子欠損マウスを作製し、TLRファミリーの全貌をあきらかにしたい。

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