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平成11年度 戦略的基礎研究推進事業 「研究年報」
Vol. 1 (2000) 1085
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「環境低負荷型の社会システム」平成8年度採択研究代表者
「微生物を活用する汚染土壌修復の基盤研究」

矢木 修身1)
1) 国立環境研究所 総合研究官
Abstract:  微生物を活用してトリクロロエチレン(TCE)、テトラクロロエチレン(PCE)、トリクロロエタン(TCA)、PCB、有機及び無機水銀化合物等で汚染した土壌を修復するバイオレメディエーション技術の確立を目的として研究を実施した。分解微生物の探索を行い、分解能を有する新たな種々の微生物を発見すると共に、組換え技術を用いて機能を強化した微生物を創生した。これらの微生物の分解機構及び分解酵素遺伝子を解析すると共に、分解微生物の生態系への影響を調べ、バイオレメディエーション技術が有効であることを明らかにした。今後は、本技術の実用化を目指しパイロットスケールでの浄化効果を検討する。

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